脂漏性脱毛症とは、頭皮から分泌される皮脂が過剰になり、毛穴などにこびりつくことによって起こる脱毛症 のことです。
抜け毛のなかでも特にやっかいで、頭皮が脂っぽい、いわゆるギトギト肌の人に起こりやすい脱毛症として知られています。

脂漏性脱毛症は、皮脂などで毛穴がふさがれてしまい、毛根の働きが鈍くなってしまうこと が原因で発症します。
通常、皮脂は頭皮を守るために分泌されるものですが、ホルモンバランスの異常やストレスなどの内部要素により、分泌が過剰になってしまうことがあります。
過剰分は皮脂汚れとして頭皮や毛穴にこびりつき、やがて酸化し、過酸化脂質と呼ばれる物質となって、頭皮の炎症や臭いのもととなります。
また、洗髪が不十分で皮脂汚れが落ちなかったり、逆にシャンプーの洗浄力が強すぎて、必要な皮脂まで根こそぎ洗い流してしまった反動で、皮脂が過剰に分泌されたりする場合もあります。
毛穴がふさがれたままだと、呼吸できない毛根は弱ってしまい、細くてもろい毛髪しか形成しなくなったり、あるいは毛髪自体が生えてこなくなったりします。

脂漏性脱毛症の治療としては、まず毛穴に詰まった皮脂汚れを除去すること から始まります。
長期間放置された皮脂は酸化して過酸化脂質となり、ちょっとやそっと洗ったくらいではこびりついた汚れは取り除くことができません。
そのため、特に毛穴の洗浄をメインとした育毛シャンプー などを使用して除去する必要があります。
ただし、あまり洗浄力が強すぎると、必要な皮脂まで除去してしまい、足りなくなった皮脂を補おうとして、頭皮はさらに多くの皮脂を分泌しようとするので、かえって悪循環に陥ってしまう場合があります。
シャンプーを選ぶ際には、過度に強い洗浄力を持つものは避けたほうが良いでしょう。
毛穴の汚れを取り除いた後は、過剰な皮脂の分泌を抑える よう努めなくてはなりません。そのためには、洗髪後にホホバオイルを塗ったり、椿油で頭皮マッサージをする方法などが効果的です。
不規則な生活を改善し、皮脂の分泌量を正常に戻さなければ、脂漏性脱毛症を根本から治療することはできないのです。
育毛剤の中には、この皮脂の過剰分泌を抑制する働きを持つ成分を配合したものもあるので、シャンプーと併用して使用するのも効果的です。

脂漏性脱毛症のもとである毛穴の汚れを除去することを目的とした育毛シャンプーは市場に多数出ています。
代表的なものとしては、ヘアメディカルの「スカルプD」です。頭皮のタイプに合わせて、脂漏性頭皮の人のための「オイリー」と、乾燥肌&普通肌の人のための「ノーマル&ドライ」の2種類があります。
脂漏性脱毛症に悩んでいる人には、スカルプDの「オイリー」の使用が効果的です。
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